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アンコール・ワット遺跡群~内回りコース

 早朝起きて、アンコール・ワットの日の出を見に行くことにする。
昨日の疲れも抜けた気がしないが、1日でも早く見てみたかった。

 バイタクに乗って、アンコール・ワットへ向かう。
前日にバイタク・ドライバーに頼んでおいたのでちょうど良い時間に出発。
ゲートで3日間パスを購入し、期待を膨らませながらアンコール・ワットへ。
辺りはまだ真っ暗だが、人がたくさんいる。
その多くが日本人のようだ。
まるで日本の観光地に来たようですこしがっかりしてしまった。

 真っ暗な中アンコール・ワットの参道を進んでいく。
聖池の辺りから見ることにした。
空がうっすらと明るくなってくる。
空が紫色から赤色に染まっていく様子を見たくずっと粘っていたが、空が美しい色に変化することはなく、やがて空が明るくなってしまった。
今日は曇りであり、残念ながら素晴らしいサンライズは見れなかったようだ。
天気のことは仕方ない。
アンコール・ワットをこのまま見学してしまう方法もあるが、午前中は逆光になってしまうということで、他の遺跡を巡ることにする。

200701419.jpg


 今日からアンコール遺跡群を巡るために、バイタクをチャーターすることになるが、泊まっているジャスミン・ゲストハウス専属のドライバー・キムさんに任せることにする。
彼は日本語がかなり堪能である。
バイタクでは、料金に関してかなり揉める可能性が高いと聞いていたので、日本語も話せ、誠実そうな彼に頼むことにした。

 本日は内回りコースということで、アンコール・トムから巡ることにする。
アンコール・トムの入り口の南大門も大きな見所の一つであり、一度降りて見学する。
ただの入り口であるにもかかわらず、迫力を感じる美しいデザインであり、アンコール遺跡群に対してとても期待が高まってくる。
アンコール・トムではバイヨン近くの食堂でバイクを降り、歩いて見学することにする。

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 まず「宇宙の中心」とも言われるバイヨンを見学する。
バイヨンには多くの四面仏の像があり有名であるが、壁一面に描かれたレリーフもとても美しい。
12~13世紀にこれらを築くことができたクメール王朝はどれほどすごい技術を誇っていたのだろうか。
まだ早朝であり、あまり観光客もいないので、ゆっくりと見学する。
次いで、バプーオンや王宮(ピミアナカス)、プリア・パリライ、ライ王のテラス、象のテラス、クリアンなどのアンコール・トムの他の遺跡を見学。
しかし、バイヨンの印象が圧倒的に強かったため、他の遺跡はややどうでもよく感じてしまった。

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 見学を終えた後、朝方とは言え多少暑く、疲れたので休憩する。
この際、水を購入したのだが、飲んでみるとやや臭い気がする。
値段が安いものを購入したのだが、カンボジアの一番安い水(白い透明ではないボトルに入っているもの)はミネラル・ウォーターでなく、ただの煮沸水だということが判明。
だから変な臭いがしたのだろう。
まあ、安いから構わないんだけど。

 しばし休んだ後、アンコール・トムの勝利の門を抜けてトマノンへ向かう。
こじんまりした雰囲気であり、すぐ見学を終える。

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 次にタ・ケウを見学。
ここは、他の遺跡よりゴツゴツしており、見た目がかっこいい。
建築途中で雷の影響で中断してしまい、未完のままらしいが、そのせいだろうか。

200701461.jpg


 さらに移動し、タ・プロームへ。
もう既に似たような遺跡ばかりであり飽きてきてしまった。
が、ここまで来たのだから見るしかない。
この遺跡は、宮崎駿のアニメ”天空の城ラピュタ”のモデルになったと言われている。
確かに入ってみると、映画で見たような風景が広がっている。
この遺跡では、巨大な木が遺跡に絡みついている異様な光景を目にすることができ、迫力がある。
かなり倒壊してしまっている部分も多いが、それもまた趣がある。
アンコール遺跡群の中でもメインの一つではないだろうか。

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 タ・プローム見学後は、目の前にあるバンテアイ・クディを見学。
典型的なアンコール遺跡なのだろうが、既に見飽きてしまった感じもする。
ついでに、横にあるスラ・スランも見学する。
 
 昼食を食べた後、プラサット・クラヴァンを見学し、いよいよアンコール・ワットへ向かう。
もう昼を過ぎたので、逆光ではなくなっている。
相変わらずの人手だが、とにかく素晴らしい遺跡である。
遠めに見た外観も美しく、近寄ってもレリーフもまた素晴らしい。
このデザインは一体なんだろうか。
とにかくすごいの一言である。
こんなに美しい遺跡があるとは思わなかった。
想像以上である。
2時間以上をかけゆっくりと見学する。
レリーフが多くあるのだが、「ラマヤーナ」「マハーバーラタ」などそれぞれテーマに沿って描かれている。
ゆっくりと見学する価値は充分にあると感じた。

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 夕方も近くなってきたので、プノン・バケンからアンコール・ワットの夕日を見に行くことにする。
ここがサンセット・ポイントの第一人気らしい。
プノン・バケンはちょっとした山になっており、かなりの急坂を登ることになる。
登りはともかく、日の入後暗くなってからはかなり注意して歩く必要があると思われる。
ただ、US10$以上とカンボジアにしてはかなり破格であるが、お金さえ払えば象に乗って上まで行くこともできるらしい。
およそ60m登り、プノン・バケンの頂上に着くと、アンコール・ワットを見下ろすことができた。
森に浮かぶアンコール・ワットもまた素晴らしい。
残念ながら、日の沈む方向には雲が分厚くかかっており、きれいな日の入を見ることはできなそうだったので、暗くなる前に戻ることにする。

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 夕方宿に到着する。
夕飯は、バイタク・ドライバーたちとカンボジア鍋を食べに行く。
カンボジアにしては値段は少し高いのだが、絶妙な味である。
タイスキと材料はほぼ同じなのだが、麺や野菜、肉などいろいろなものを混ぜ独特の香辛料で煮込むので少しだけ味が違う。
いくらでも食べたくなるほどの美味であった。
ドライバーと明日の約束をして宿に戻る。

 アンコール遺跡群を見学して感じたのだが、とても土産の客引きが多い。
多くはまだ小学生低学年くらいの子どもたちなのだが、とにかく至るところに居り結構しつこい。
はじめはかわいいなとも思っていたのだが、見学中は常に付きまとわれるので観光している気がしないし、だんだん疲れてくる。
さらに残念なのは、しばしばこの子どもたちが盗みを働くという話を聞いたことだ。
実際、昨日自分自身もお金を盗まれている。
貧しさと観光大国という状況からこのようなことが起きてしまうのかもしれないが、残念である。
もちろん、全員が盗みを働くわけではなく、とてもかわいい子どもも多い。
でも、土産エリアを決めるなどある程度の措置はとるべきではないかなとも感じた。
いや、でもこの雰囲気こそカンボジアなのかもしれない。
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テーマ:海外旅行記 - ジャンル:旅行

  1. 2008/03/28(金) 22:43:06|
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